2023年11月2日木曜日

調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:10月10日~15日)

 ■ 調査船白山丸は10月10~15日に日本海中央部でイカ釣り調査を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は0.2~8.7尾でした。今回調査の平均CPUEは3.8尾で、前年(5.8尾)および過去5年平均(9.2尾)を下回りました。定点調査ではないため厳密に比較できませんが、今期の日本海中央部のスルメイカの分布量は前年および過去5年平均を下回っていると考えられます。本調査のスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は21.8cmであり、過去5年平均(21.1cm)よりやや大きく、前年(22.2cm)並みでした。なお、今年度の白山丸によるスルメイカ漁場調査は今航海で終了となります。


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