2025年8月29日金曜日

調査船白山丸のアマエビ調査結果 (期間:7月30日~8月1日)

■ 調査船白山丸は7月30日から8月1日 に金沢沖の水深375~500mの海域でアマ エビ(標準和名:ホッコクアカエビ)の分布 量調査を行いました。この調査は、金属枠 に袋網をつけた漁具を30分間曳網し、採 捕したアマエビの量や大きさから今後漁獲 対象に成長する小型エビ(若齢エビ)の分 布量を調べるもので、例年夏季と冬季の 年2回実施しています。

■ 前 回 調 査 で採 捕 尾 数 の多 か った 2022年生まれ(3歳)は今回調査でも比 較的多く採捕され、同年級群が漁獲対象 に成長する2026年には良好な漁獲加入 が期待できます。一方で1歳(2024年生ま れ)および2歳(2023年生まれ)の採捕数 は少なく、これらが漁獲対象に成長する 2027年および2028年には漁獲加入は少 ない可能性があります。

■ 県内主要港における2025年1~7月のアマエビの水揚量は376トン(前年同時期比112%)でした。

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