■ 定置網 シイラ、マアジ、サバ、ソウダガツオは前年を上回り、サワラ・サゴシ、カマス、アオリイカ、フクラギ・コゾクラは前年を下回りました。
■ まき網 ガンドは前年を上回り、サバは前年並みでした。
■ 底びき網・ごち網 ニギス、アマエビは前年を上回り、コウバコは前年並み、ズワイガニ、アカガレイは前年を下回りました。
■ 刺網・釣り・その他 ヤナギバチメは前年を上回り、ベニズワイガニは前年並み、スルメイカは前年を下回りました。
■ 定置網 シイラ、マアジ、サバ、ソウダガツオは前年を上回り、サワラ・サゴシ、カマス、アオリイカ、フクラギ・コゾクラは前年を下回りました。
■ まき網 ガンドは前年を上回り、サバは前年並みでした。
■ 底びき網・ごち網 ニギス、アマエビは前年を上回り、コウバコは前年並み、ズワイガニ、アカガレイは前年を下回りました。
■ 刺網・釣り・その他 ヤナギバチメは前年を上回り、ベニズワイガニは前年並み、スルメイカは前年を下回りました。
■ 11月6日にズワイガニ漁が解禁されました。県内主要港の解禁から24日までの水揚量は雄ガニ(加能ガニ):44.0トン、雌ガニ(香箱):63.1トンでした。
■ 水揚量の前年同期比は雄ガニ:75%、雌ガニ:107%であり、雄ガニでは前年を下回り、雌ガニでは前年並みとなりました。過去5年平均比は雄ガニ:69%、雌ガニ:90%であり、雄ガニでは過去5年平均を下回り、雌ガニでは過去5年平均並みでした。
■ 出漁隻日あたりの水揚量の前年同期比は雄ガニ:87%、雌ガニ:125%であり、雄ガニでは前年を下回り、雌ガニでは前年を上回りました。過去5年平均比は雄ガニ:90%、雌ガニ:118%であり、雄ガニでは過去5年平均並み、雌ガニでは過去5年平均を上回りました。過去20年の推移を見ると、近年の隻日あたり水揚量は、雄ガニ・雌ガニともに安定しています。
■ 2021年10月20日発行の漁海況情報484号では、10~11月(盛漁期)のフクラギの水揚量の見通しをお知らせしました。今回は引き続き、12~3月(越冬期の見通しをお知らせします。
■ 12~3月の水揚量は1月の能登半島北西沖の200m深水温が低いほど多い傾向がみられます。海況数値モデルによると、1月の能登半島北西沖の200m深水温は過去5年平均より低くなると予想されています。水温と水揚量の関係式から、12~3月の水揚量は312トンと見積もられ、前年(62トン)および過去5年平均(148トン)を上回ると予想されます。
■ 沿岸の海面水温 11月20日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は17~19℃台で、過去5年平均との差は±0.0~+0.5℃程度でした。
■ 沿岸観測ブイの水温 橋立、富来、小泊、小浦、鵜川、岸端の各沿岸の今期の水温は18.5~19.3℃で、11月上旬から約1.9℃低下しました。前年同時期との差は-0.3~+0.3℃、過去5年平均との差は+0.2~+0.5℃でした。
■ 港内の水温 橋立漁港、宇出津港、石崎漁港の各漁港の今期の水温は17.2~19.3℃で、前年同時期との差は-0.3~+0.2℃、過去5年平均との差は+0.7~+1.1℃でした。