■ 沿岸の海面水温 9月5日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は28℃台で、過去5年平均との差は+1.0~+2.0℃程度でした。
■ 沿岸観測ブイの水温 今期の水温は27.9~29.3℃で、8月中旬から約0.8℃上昇しました。前年同時期との差は+0.6~+2.4℃、過去5年平均との差は+1.0~+2.7℃でした。
■ 港内の水温 今期の水温は29.4~31.0℃で、前年同時期との差は+1.6~+3.4℃、過去5年平均との差は+2.1~+3.3℃でした。
■ 沿岸の海面水温 9月5日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は28℃台で、過去5年平均との差は+1.0~+2.0℃程度でした。
■ 沿岸観測ブイの水温 今期の水温は27.9~29.3℃で、8月中旬から約0.8℃上昇しました。前年同時期との差は+0.6~+2.4℃、過去5年平均との差は+1.0~+2.7℃でした。
■ 港内の水温 今期の水温は29.4~31.0℃で、前年同時期との差は+1.6~+3.4℃、過去5年平均との差は+2.1~+3.3℃でした。
■ 水産研究・教育機構と漁業情報サービスセンターが9月8日までに発表した大型クラゲに関する情報は以下のとおりです。日本海 山口県三島沖で操業する底曳網で、9月1日、2日、5日に1~3個体(傘径:60~100cm)の入網が確認されました。広島大学が9月3日に行ったフェリーによる隠岐海峡(七類・西郷間)の目視調査では、大型クラゲの出現は確認されませんでした。対馬海峡 水産研究教育機構が9月5日に行ったフェリーによる博多・釜山間の目視調査では、大型クラゲの出現は確認されませんでした。
■ 水産研究・教育機構が8月30日に発表した大型クラゲ調査のとりまとめ結果によると、今年の東シナ海における大型クラゲの発生量は昨年より少なく、日本周辺海域への出現は極めて少量にとどまっています。移動予測計算によると、今後、大型クラゲは日本海沖合を北上し、少量が10月中旬に津軽海峡に達するものの、隠岐諸島以東の沿岸域にはほとんど出現しないものと予測されています。
■ 定置網 カタクチイワシ・マダイは前年を上回り、シイラ・カマスは前年並み、サバ・フクラギ・コゾクラ・マアジは前年を下回りました。フクラギ・コゾクラは31トン水揚げされました。5月から8月までの累計は336トンであり、前年(531トン)および過去5年平均(605トン)を下回りました。マアジは14トン水揚げされました。5月から8月までの累計は676トンであり、前年(477トン) および過去5年平均(496トン)を上回りました。
■ まき網 ガンド・サバ・マイワシは前年を上回りました。サバは470トン水揚げされました。5月から8月までの累計は3,481トンであり、前年(2,710トン) および過去5年平均(1,619トン)を上回りました。
■ 底びき網・ごち網 アマエビ・ガスエビは前年並みでした。
■ 刺網・釣り・その他 サザエは前年並み、ベニズワイガニは前年を下回りました。
■ 調査船白山丸は8月18~24日に日本海中央部から北海道沖でイカ釣り操業を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は0~28.2尾でした。日本海中央部の平均CPUEは19.6尾であり、前年(5.3尾)および過去5年平均(14.3尾)を上回りました。定点調査ではないため厳密に比較できませんが、今年8月調査時点の日本海中央部のスルメイカの来遊量は前年および過去5年平均を上回っていると考えられます。一方、北海道沖のスルメイカの来遊量は少ないと考えられます。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は16.7cmであり、前年(21.9cm)および過去5年平均(21.0cm)より魚体は小型でした。