2011年7月15日金曜日

大型くらげ情報(日本海区水産研究所)


 日本海区水産研究所が発表した大型クラゲの出現に関する現在までの情報は以下のとおりです。


(東シナ海、黄海)
・6月7日の目視調査では、長江河口東沖で少数の大型クラゲを確認しました。現時点での出現量は、昨年同期の約半分程度と少ない状況です。
・6月15日~21日の目視調査と6月14日~20日の分布調査では、大型クラゲの出現は確認されませんでした。

(対馬海峡)
・6月29日、7月12日の対馬海峡における目視調査では、大型クラゲの出現は確認されませんでした。

 大型クラゲが大量出現した平成21年の場合、6月に東シナ海で高密度な出現が確認されていますが、現在のところ、中国沿岸の限られた海域での出現に留まり、全体的に平成21年に比べて非常に少ない状況です。今後も調査結果が公表され次第、情報提供を行います。

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