2014年10月3日金曜日

急潮情報(台風18号)


■10月3日06時の気象庁情報によれば、大型で非常に強い勢力の台風18号は6日03時に四国沖に達した後、太平洋上を北東進する見込みです。
■これに伴い、石川県沿岸では6日に北東から北寄りの風が非常に強まり、20m/sを超える最大風速が予想されています。
■1991年以降、舳倉島で20m/sを超える北東風が観測されたケースは、僅か7件と少なく、10月に観測された事例は昨年の台風26号と平成16年の台風23号のケースが該当します。
■昨年の台風26号は、図中点線の経路をたどり
、舳倉島で最大23m/sの強い北東風が観測されました。外浦沿岸では舳倉島での最大風速の観測から約4時間以内に1~1.2ノットの上り潮、内浦沿岸では舳倉島での最大風速の観測から約11~20時間後に最大0.4~1.2ノットの下り潮が観測されました。
■平成16年の台風23号では、舳倉島で最大23m/sの北東風が観測され、大しけと急潮(内浦で最大1.6ノットの下り潮)により内浦・外浦両海域で多数の定置網に甚大な被害が発生しました(被害額推定1.5憶円)。
■台風18号による時化と急潮に厳重な警戒が必要です。台風は本土に接近すると進行速度が速まるため、早めに網を撤去するなどの防災対策を実施してください。

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