沿岸の海面水温 7月19日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は25~26℃台で、過去5年平均との差は±0.0~+1.0℃程度でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は23.0~25.7℃で、7月上旬から約2.2℃上昇しました。前年同時期との差は-3.3~-0.5℃、過去3年平均との差は-2.5~+1.3℃でした。港内の水温 今期の水温は24.6~28.1℃で、前年同時期との差は-0.9~+1.2℃、過去3年平均との差は+0.1~+2.3℃でした。
来遊状況 スルメイカ漁場一斉調査が6月中旬から7月中旬に行われました。石川県の調査船白山丸の他、北海道から鳥取県の7道県と日本海区水産研究所の調査船が合計45定点でイカ釣り操業を行い、スルメイカの分布や魚体サイズ(外套長)を調べました。全調査点の釣機1台1時間当たりの釣獲尾数(CPUE)の平均値が来遊量の指標になります。今年の平均CPUEは10.16尾であり、前年(11.89尾)および過去5年平均(16.10尾)を下回りました。従って、今年の来遊量は前年および過去5年平均を下回っていると判断されます。
国立研究開発法人水産研究・教育機構が7月4日に、一般社団法人漁業情報サービスセンターが7月6・7日に発表した大型クラゲに関する情報は次のとおりです。