2019年12月2日月曜日

フクラギの漁況の見通し (予報期間:10月~来年3月)

2019年10月15日発行の漁海況情報436号では、10~11月のフクラギの水揚量の見通しをお知らせしました。その後、海況数値モデルの水温予測値が更新されましたので、改めて10~3月の見通しをお知らせします。
11月の富山湾の50m深水温が高いほど盛漁期(10~11月)の水揚量は多く、1月の能登半島北西沖の200m深水温が低いほど越冬期(12~3月)の水揚量は多い傾向がみられます。海況数値モデルによると、今年11月の同水温は過去5年平均並み、来年1月の同水温は過去5年平均より低めになると予想されています。水温と水揚量の関係式から、今期の水揚量は432トンと見積もられ、前年(236トン)を上回り、過去5年平均(409トン)並みになると予想されます。

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