2020年7月15日水曜日

大型クラゲ情報 (期間 6 月 23 日~ 7 月 8 日)

■水産研究教育機構、並びに漁業情報サービスセンターが 7 月 8 日までに発表した大型クラゲに関する情報は以下のとおりです。 
日本海
 長崎県(主に対馬)の定置網では、 6 月 23 日以降、大型クラゲと思われるクラゲの入網が続いています。入網個体数は、当初、 1 日当たり 1 2 個体(傘径 15~40cm )程度でしたが、 7 月 2 日以降、 1 日当たり数個体~50 個体(傘径 10~60cm )に増加しています。
東シナ海
 水産研究教育機構が 6 月 22 日 29 日に行った調査船陽光丸による調査では、大型クラゲが目視により 423 個体確認され、調査ネットにより 9 個体(傘径 41~86cm )採集されています。
対馬海峡
 水産研究教育機構が 6 月 23 日 24 日に行ったフェリーによる 目視調査では、博多・対馬間で大型クラゲ 3 個体(傘径 40~50cm )が確認されています。

■ 今年の出現状況は概ね近年並みであり、今のところ大量出現の兆候はみられません。但し、長崎県では、出現個体数が増加傾向にあり、注意が必要です。水産総合センターでは、大型クラゲの出現情報を収集しています。県内で大型クラゲを見つけたときは当センターにお知らせください。

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