2020年7月15日水曜日

調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:6月15日~22日)

■ 調査船白山丸は6月15日から22日に能登半島沖~大和堆周辺海域(日本海中央部)の定点でイカ釣り調査を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は0.2~2.9尾でした。全調査点の平均CPUEは1.1尾と前年(1.9尾)並みに低く過去5年平均(16.5尾)を下回っており、今年6月の日本海中央部におけるスルメイカの分布量は前年同様低い水準であったと考えます。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は16.6cmで、前年(13.2cm)より大きいものの、過去5年平均(18.7cm)よりは小さめでした。なお、7月下旬に水産研究教育機構から漁場一斉調査の全体結果と8~12月の漁況の見通しをまとめた「日本海スルメイカ長期予報」が公表されます。本情報でもその概要をお知らせする予定です。

0 件のコメント:

コメントを投稿