2024年8月1日木曜日

調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:6月12日~18日)

■ スルメイカの資源状況を調べるため、6月中旬~7月中旬に日本海側道県研究機関と水産研究・教育機構の調査船が共同でスルメイカ漁場一斉調査を行いました。

■ 石川県水産総合センターの調査船白山丸は6月12~18日に能登半島沖から日本海中央部の定点でイカ釣り調査を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は0.01~0.47尾でした。全調査点の平均CPUEは0.11尾であり、前年(0.43尾)および過去5年平均(1.31尾)を下回りました。このことから、調査時点の能登半島沖から日本海中央部のスルメイカ分布量は低水準であったと考えられます。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は15.5cmで、魚体は前年(19.0cm)および過去5年平均(16.5cm)よりも小さめでした。



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