■ 石川県周辺の海面水温 10月15日の本県周辺(海岸線より 30海里程度)の海面水温は23~24℃台であり、過去5年平均と の差は+0.5~+1.5℃程度でした。
■ 沿岸観測ブイの水温 今期の水温は23.3~24.7℃で、前年 同時期との差は+0.8~+1.6℃、過去5年平均との差は+0.5~ +1.6℃でした。
■ 港内の水温 今期の水温は22.6~24.7℃で、前年同時期 との差は-0.8~+1.7℃、過去5年平均との差は+0.6~ +1.4℃でした。
■ 石川県周辺の海面水温 10月15日の本県周辺(海岸線より 30海里程度)の海面水温は23~24℃台であり、過去5年平均と の差は+0.5~+1.5℃程度でした。
■ 沿岸観測ブイの水温 今期の水温は23.3~24.7℃で、前年 同時期との差は+0.8~+1.6℃、過去5年平均との差は+0.5~ +1.6℃でした。
■ 港内の水温 今期の水温は22.6~24.7℃で、前年同時期 との差は-0.8~+1.7℃、過去5年平均との差は+0.6~ +1.4℃でした。
■ 10月7~13日に日本海中央部で、調査船白山丸によるイカ釣り調査を行いました。スルメイカの分布 密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は0.03~3.40尾でした。全調査点の平均 CPUEは1.99尾であり、過去5年平均(7.67尾)を下回りました。定点調査ではないため厳密には比較でき ませんが、現調査時点における日本海中央部のスルメイカの来遊量は過去5年平均を下回っていたと 考えられます。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は20.5cmで、魚体 は過去5年平均(21.8cm)よりも小さめでした。
■ 本県では11月から寒ブリが水揚げされます。ブリ の資源量と能登半島沿岸への来遊に影響する海況 の現状は以下の通りです。
■ 水産研究・教育機構による「令和6年(2024)年度 ブリの資源評価」によると、ブリの資源量は1994年以 降、2017年まで増加傾向が続き、それ以降、高い水 準を維持しています。寒ブリとして水揚げされる2歳 以上(4kg以上)の資源量についても、近年は高い水 準にあります。
■ ブリは暖水性の魚種であり、南下期に新潟県から能登半島までの日本海北部沿岸の海水温が高い と、沿岸寄りに回遊する傾向があります。10月中旬時点では、日本海北部沿岸の水温は例年よりも低 めに推移しています。
■ 定置網 フクラギ・コゾクラ・サバは前年を上回り、シイラは前年を下回りました。
■ まき網 サバ・マアジは前年を下回りました。
■ 底びき網・ごち網 ニギスは前年を上回り、アマエビは前年並みでした。
■ 刺網・釣り・その他 ベニズワイガニは前年並みでした。