沿岸観測ブイの水温（２月１９日～２３日の平均）

• 沿岸観測ブイの水温(水深１０ｍ)は、２月上旬に比べ約０．５℃低下し、過去３ｶ年平均を下回って推移しています。２月１９日～２３日の平均水温は１０．２℃～１０．３℃で、前年に比べ０．４℃～０．６℃低めでした。
• 港内水温（水深１．５ｍ）は、２月上旬に比べ約０．１℃低下しました。２月１９日～２３日の平均水温は８．４℃～１０．４℃で、前年に比べ宇出津港では０．５℃低め、橋立港では０．６℃高め、石崎港では０．２℃高めでした。

能登半島北西海域の中層水温（２月２２日～２４日観測結果）

　調査船白山丸は、２月２２日～２４日に能登半島北西沖の海域で海洋観測を行いました。
　沿岸から５０マイル以内の海域の平均水温は、過去１０年平均に比べ各層で低めとなり、特に５０ｍ・１００ｍではかなり低めでした。
５０マイル～１００マイルの海域の平均水温は、過去１０年平均に比べ各層で平年並みでした。

石川県主要港の水揚げ状況（2 月１１日～２０日）

・定置網
ブリは、七尾地区・宇出津港主体に前年並みでした。１１月からの累計は１,３８６トンで、過去１０年平均の約４倍となりました。

マダラは好漁であった前年を下回りましたが、1月下旬以降、好調に推移しています。スルメイカ・マイワシは前年を上回り、マアジは前年並みでした。
・まき網
蛸島港・七尾港ではフクラギ・マサバ・マアジの水揚げがありました。
・底びき網
ニギス・ズワイガニ・アマエビは前年を上回り、ハタハタは前年を下回りました。
・その他
刺し網・釣りのマダラは、蛸島港・宇出津港主体に豊漁であった前年並みで、1月下旬以降、好調に推移しています。アカガレイは前年を上回り、メダイ・ウマヅラハギ（かわはぎ）は前年を下回りました。

石川県主要港の水揚げ状況（2月1日～10日）

・定置網　
  ブリは、七尾地区・宇出津港で平年（過去１０年平均）を上回る水揚げが続いています（平年の５倍）。マダラは好漁であった前年を上回りました。 マアジは前年並み、スルメイカは前年を下回りました。

 ・ まき網　
      金沢港・蛸島港・七尾港ではフクラギ・マサバ・マアジの水揚げがありました。

・底びき網　
   ニギス・ズワイガニ・アカガレイは前年を上回り、ハタハタは前年を下回りました。

・その他　
   刺し網・釣りのマダラは、豊漁だった前年を上回り、1月下旬以降、好調に推移しています。アカガレイ・ミズダコは前年を上回り、メダイは前年を下回りました。