2021年3月30日火曜日

石川県周辺海域の水温 (期間:3月16日~20日)

■ 沿岸の海面水温 3月20日の本県周辺(海岸線より30海里 程度)の海面水温は11℃台で、過去5年平均との差は±0.0~+ 0.5℃程度でした。
■ 沿岸観測ブイの水温 今期の水温は10.9~11.0℃で、3月 上旬から0.1℃低下しました。前年同時期との差は-0.2℃、過去 5年平均との差は+0.3~+0.4℃でした。
■ 港内の水温 今期の水温は11.1~12.1℃で、前年同時期と の差は-0.1~+0.4℃、過去5年平均との差は+0.2~+0.7℃ でした。

ズワイガニ漁のまとめ (期間:2020年11月~2021年3月)

■ 2020年漁期(昨年11月~今年3月)の 底びき網漁船による県内主要港(橋立港・ 金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港) へのズワイガニの水揚状況は以下のとおり でした。
■ 2020年漁期の雄ガニ(加能ガニ)の水 揚量は157 トンで、前年( 178 トン) の 88%、過去5年平均(200トン)の79%でし た。2011年漁期以降、雄ガニの水揚量は 減少傾向にあります。2020年漁期の雌ガ ニ(香箱)の水揚量は80トンで、前年(83ト ン)の97%、過去5年平均(119トン)の 68%でした。今漁期は出漁隻日数が少なく 水揚量も少なくなりました。
■ 2020年漁期の雄ガニのキログラム単 価は5,766円で、前年(4,896円)および過 去5年平均(4,854円)を上回りました。雌 ガニの単価は4,034円で、前年(3,400円) および過去5年平均(2,619円)を上回りま した。2015年以降、雄ガニおよび雌ガニの 単価はともに高水準で推移しています。2020年漁期の総水揚金額(12.2億円)は前年(11.5億円) を上回り、過去5年平均(12.3億円)並みでした。
■ 本県の底びき網漁業者は資源を保護するために、雌ガニの漁期短縮や雄ガニ(ミズガニ)の禁漁 など資源管理に積極的に取り組んでいます。

石川県主要港の水揚状況 (期間:3月1日~15日)

■ 定置網 マイワシ・スルメイカ・サバは前年を上回り、ブリは前年並み、カタクチイワシ・マアジは前年 を下回りました。カタクチイワシは54トン水揚げされました。12月から3月前半までの累計は1,676トン で、前年(2,393トン)を下回り、過去5年平均(903トン)を上回りました。
■ まき網 サバ・マアジ主体の水揚げで、合計は前年を下回りました。
■ 底びき網・ごち網 ニギス・マダラ・アマエビ・ソウハチは前年を上回り、アカガレイ・フグ類・ハタハタ は前年並みでした。
■ 刺網・釣り・その他 フグ類は前年を上回り、ベニズワイガニ・フクラギ・コゾクラは前年並み、ガンド は前年を下回りました。

2021年3月16日火曜日

石川県周辺海域の水温 (期間:3月1日~5日)

■ 沿岸の海面水温 3月5日の本県周辺(海岸線より30海里 程度)の海面水温は10~11℃台で、過去5年平均との差は± 0.0~+1.0℃程度でした。
■ 沿岸観測ブイの水温 今期の水温は10.8~11.1℃で、1月 下旬から約0.2℃低下しました。前年同時期との差は-0.5℃~ -0.4℃、過去5年平均との差は+0.1~+0.4℃でした。
■ 港内の水温 今期の水温は10.1~11.7℃で、前年同時期 との差は-0.5~+0.1℃、過去5年平均との差は+ 0.4~ +0.8℃でした。